介護支援
今後30年増え続けると言われるご高齢の方にむけて―
当地区では介護支援が必要な高齢者が多く、本人はもとよりご家族の負担にもなっております。
当院では高齢者に対する適切な医療・介護を提供する支援を行っております。
認知症についても診察・診療いたします。
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高齢者の方が介護を受けられる際には、まず「主治医同意書」が必要になります。
通常の医療機関ですと約一週間発行に要しますが、当院ではその場で作成を致しております。 -
当院の地区は高陵・下関の地区にあたり、地域包括支援センターと連絡を取り合っています。
地域包括支援センターは、その地区の要支援・要介護の方々を統括する場所となります。
他地区の方でも医師から直接電話を入れることで素早い対応をしております。
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ケアマネージャーと連携して、足りない医療・介護をトータルサポートしております。
厚生連高岡病院、高岡市医師会、済生会高岡病院、ほのぼの、ひだまり、わか木、射水ライフサポート、ソフィアメディ高岡、十色、富山福祉短大、もみじ、真生会こころ、かけはし、Luna-Station下関
多くの訪問看護ステーションと連携しています。
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当院では在宅酸素療法や中心静脈点滴管理、がん疼痛緩和、在宅気管切開、看取りといった困難な方にもフルサポートで対応しております。
ご家庭での高齢者医療・介護にお悩みの方は是非一度ご相談ください。
在宅訪問診療
計画的な健康管理を実現するため、お一人で通院することが困難な患者様の元へ自ら訪問し、在宅の状態でも療養生活を安心して続けていただける補助を総合的に行います。大きな疾患に繋がる前にリスクを予測し回避することが要となり、日常生活において起こりうる転倒などによる怪我や寝たきりの予防から肺炎や褥瘡などの予防・栄養状態の管理など幅広くサポートしていきます。
訪問診療は訪問看護ステーションと連携しております。
また、急変時には厚生連高岡病院、高岡市民病院、済生会高岡病院へご紹介させて頂いております。
訪問に係る交通費は徴収していません
当院は高岡市医師会在宅医療連携会 かたかご会のメンバーです。
かかりつけ医だけでなく、看護師、ケアマネジャーも参加して在宅医療の支援を行うために平成23年10月1日に活動を開始した、高岡市医師会在宅医療連携会 かたかご会に属しています。
かたかご会は、薬剤師、歯科医師、公的病院の医師も参加しており、月に一度各かかりつけ医の担当する登録患者さんの状態を報告し、かかりつけ医が不在の時に他の医師が診察できるように情報を共有しています。
また、開催される勉強会を通して各専門職の知識を共有しています。
高岡市医師会在宅医療連携会とは?
かかりつけ医が学会出張などで不在になる際の対応のために組織されました。平成23年7月1日より活動を開始した、高岡市医師会会員で構成される在宅医療に関するグループです。
訪問診療の実例
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元々認知症があった方で、石につまずき転倒し左大腿骨を骨折。手術を受けて、リハビリを行い退院し、訪問診療を開始しました。
最初は痛みもあって、自宅でも落ち着かない様子でしたが、痛みのコントロールや訪問看護師・ケアマネージャーとの連携で、デイケアやデイサービスの利用を計画。
現在は行く度にいつも笑顔で『先生、こんにちは。ありがたいです。』とお話されています。 -
肺疾患と心臓疾患を患い、入院生活を送られていました。ご自宅での在宅酸素療法とお薬での治療を希望され、訪問診療を開始しました。
最初はご家族も介護に対しての自信が無い印象で、本人も動きがにぶく、表情も乏しい様子でした。訪問看護師・ケアマネージャー等と連携し、計画を立案。
動きを活動的にし、現在は軌道に乗っており、笑顔で安心して生活されているように感じます。私ともよく談笑されています。 -
肝内胆管癌で、転移が肺・腹部・骨と全身に転移している状況でした。
余命も短いことが予想されましたが、ご自宅での看取りと何かあったときの緩和医療を希望され、ご紹介を受けました。ご自宅へ帰られて、一度発熱しましたが、治療を行い改善。数日間は笑顔も見られましたが、その後一週間で命を落とされました。その日は日曜日でご家族に囲まれ、看取りとなりましたが、暖かい最期だったと感じられました。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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9時~11時45分 | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
14時30分~17時30分 | ● | ◎16時00分 | ● | / | ● | / |
[休診日] 木曜午後・土曜午後・日曜日・祝日 ※往診や時間外診療は応相談