肺炎球菌の予防接種について

高齢者の肺炎球菌感染症定期接種とは、「予防接種法」という法律に基づき市町村が実施する予防接種です。

インフルエンザの定期予防接種と同様、法律的な義務はありません。
ご自身の意思で接種を希望する方にのみ接種を行うものです。
対象の期間内に保健所や市町村の契約医療機関で接種を受ける場合、公費の助成が受けれます。
また、対象の期間内に接種しなかった場合や、対象外の方は、任意接種となり、
希望者は医療機関にて全額自己負担で接種することができます。

●なぜ、65歳以上は、肺炎予防が必要なのか

65歳以上の方が肺炎にかかると命に関わる危険性もあります。
肺炎で亡くなる方の実に、約95%が65歳以上となっているからです。

肺炎は、高齢になると、ちょっとしたきっかけでかかり、
急激に症状が進む場合もありますので要注意です。

日常の感染予防と、予防接種で防げる肺炎もあります。
次の事柄を、ぜひ心がけてください。

①日常の感染予防としてできること

・うがい、手洗い、マスクをする
・歯磨きなどで、口の中を清潔にする
・誤嚥(ごえん)を防ぐ

②体の免疫力を高めること

・規則正しい生活をする
・禁煙する
・もともと持っている病気を治療する

【平成30年度の定期接種対象一覧】

≪65歳≫昭和28年4月2日~昭和29年4月1日生まれの方
≪70歳≫昭和23年4月2日~昭和24年4月1日生まれの方
≪75歳≫昭和18年4月2日~昭和19年4月1日生まれの方
≪80歳≫昭和13年4月2日~昭和14年4月1日生まれの方
≪85歳≫昭和8年4月2日~昭和9年4月1日生まれの方
≪90歳≫昭和3年4月2日~昭和4年4月1日生まれの方
≪95歳≫大正12年4月2日~大正13年4月1日生まれの方
≪100歳≫大正7年4月2日~大正8年4月1日生まれの方

※高齢者の肺炎球菌感染症の定期接種は、年度ごとに対象の方が変わりますのでご注意ください
※平成30年度の助成対象期間は、平成31年3月31日(日)までとなります。

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